サン・テステフ・ド・モンローズ 2013

サン・テステフ・ド・モンローズは、サン・テステフのシャトー・ラトゥールの異名を持つ、メドック格付け第二級シャトー・モンローズのサードラベル。サードラベルと言えどもファーストラベルと同じ畑から、樹齢が若い樹のブドウを使用しています。

当初はシャトーがプライベートワインとして生産する、オーナーやスタッフのみが楽しむことのできる特別なワインでした。 ファーストラベルと同様の醸造法で仕込まれるほか、ファーストが新樽比率60％で18ヵ月間熟成されるのに対し、サン・テステフ・ド・モンローズは新樽比率15％で12ヵ月間熟成されます。質・量ともに優れたヴィンテージしか生産されないため、大変希少性の高いワインです。モンローズらしさを感じることができる、明らかにお買い得でより手の届きやすい1本。ぜひこの機会にシャトー・モンローズの実力をご堪能ください。

カシスやブラックベリーなどの熟した黒い果実の香り、モカ、煙草のニュアンス。空気に触れていくと、スパイスのアロマが広がります。味わいは熟した赤系果実味とコク、フレッシュさ、滑らかなタンニンが奏でる素晴らしいハーモニーが魅力。既に飲み頃を迎えていますが、更なる熟成も期待できる仕上がりの1本です。