ジュヴレ シャンベルタン 2022 ルイ・ラトゥール
1797年に創業し、ブルゴーニュにおいて最大規模のグラン・クリュを所有するルイ・ラトゥール。英国女王エリザベス 2 世や歴代米国大統領をはじめとした世界のVIPに愛されたワインとして有名で、「最高のもてなし」を意味する存在となっています。1980年代よりサステナブルへの取り組みを開始し、近年では2017年にオーガニック栽培へ転換を始めるなど、数々の革新によって品質を向上。2021年にはフラッグシップ・キュヴェの「コルトン・シャルルマーニュ 2018年」がブルゴーニュワインとして1998年以来の快挙となる、ワイン・スペクテーターの年間トップ10に選出されるなど「コルトンの帝王」と称されています。
コート・ド・ニュイ最大の産地であり、最も多くのグラン・クリュを擁するジュヴレ・シャンベルタン。そこから生み出されるワインは、パワフルで男性的、非常に長命という特徴があります。「ブルゴーニュの王」、「王のワイン」と呼ばれ、世界中のワインラヴァーから愛されています。
元々、ジュヴレ村と呼ばれていたこの地域。13世紀にベース修道院が管理する畑「クロ・ド・ベーズ」から造られるワインが有名になり、この名声を聞いたベルタンという農夫が、その隣の畑から同様の素晴らしいワインを造ることに成功しました。その畑を「ベルタンの畑」という意味の「シャン・ド・ベルタン」と呼ぶようになったのが、「シャンベルタン」という名前の始まりです。
18世紀の英雄ナポレオンはロシア遠征にまでシャンベルタンを運ばせたという逸話も残っているほどこのワインを溺愛し、その名声は不動のものとなりました。
ルイ・ラトゥールのジュブレ・シャンベルタンはグラスに注ぐと美しい色が広がり、グラスから立ち上るしっかりと主張する香り、豊富なタンニンと樽の風味が絡まりあった時に生まれる力強さしっかりと力強い厚みもあり、深さのある味わいが魅力的なワインです。ラズベリーなどの果実、甘草やスモークの香りと美しい酸味力強さと厚みのあるボディ、奥深い味わいに魅了される「偉大なコート・ド・ニュイのクラシック」と言えるワイン。
しっかりとしたタンニンと果実の凝縮感を感じるジュヴレ・シャンベルタンは重めの赤ワインで、肉料理との相性は抜群です。土やきのこなどの複雑なニュアンスも感じることができ、きのこ類との相性もピッタリです。
ジュヴレ シャンベルタン 2022 ルイ・ラトゥール
- その他
- レビュー
- 生産地域 : フランス・ブルゴーニュ地方・ジュブレ・シャンベルタン村
- 格付け : AC.ジュブレ・シャンベルタン
- 生産者 : ルイ・ラトゥール
- 色/タイプ/容量 : 赤/フルボディ/750ml
- 葡萄品種 : ピノ・ノワール