エコー・ド・ランシュ・バージュ 2021
メドック格付け第五級ながら、その安定した高い品質から格上のシャトーを凌ぐ人気を誇り、「格付け第二級に匹敵する」と称賛されるシャトー・ランシュ・バージュ。このシャトーの北側にはシャトー・ムートン・ロスチャイルドとシャトー・ラフィット・ロスチャイルド、南側にはシャトー・ピション・ラランドとシャトー・ピション・バロン、シャトー・ラトゥールが隣接するという抜群の立地にあるシャトーのセカンドラベルが、こちらの「エコー・ド・ランシュ・バージュ」です。ファーストラベルとの違いは、ブドウの樹齢が若いこととカベルネ・ソーヴィニヨンに対しメルロの比率が若干高いことのみで製法はランシュ・バージュと全く同じで、若樹のブドウを使用しているため、フルーツやスパイスの香りがより強調され、タンニンも軽やか。生産量は、なんとランシュ・バージュの20~30%という、実は非常に貴重なセカンドラベルなのです。
「エコー」という名前は、ギリシャ神話に登場する森のニンフ(妖精)の名前から付けられました。妖精のエコーのようにチャーミングでエレガント、魅力あふれるワインに仕上がっています。豊潤な果実味としっかりとしながらもきめの細かいタンニンが織り成す、魅惑的な味わいです。伸びやかな酸が果実味を下支えし、調和の取れた仕上がり。長く心地よい余韻が飲み手を魅了します。
外観は紫がかったルビーの色調。フレッシュなレッドカラントとラズベリー、ブラックベリーを想わせる果実のアロマが溢れ出します。加えて、リコリスやクローブ、黒鉛などのニュアンスが重なる複雑な印象。豊潤な果実味としっかりとしながらもきめの細かいタンニンが織り成す、魅惑的な味わいです。伸びやかな酸が果実味を下支えし、調和の取れた仕上がり。長く心地よい余韻が飲み手を魅了します。
エコー・ド・ランシュ・バージュ 2021
- その他
- レビュー
- 生産地域 : フランス・ボルドー地域オー・メドック地区ポイヤック村
- 格付け : ACポイヤック
- 生産者 : シャトー・ランシュ・バージュ
- 色/タイプ/容量 : 赤/フルボディ/750ml
- 葡萄品種 : メルロ(56%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(44%)