MANDOBA(マンドバ)刈上(かりあげ)
M A N D O B A 自然のめぐりが醸す酒
日本酒MANDOBAは、土づくりから米づくりを経て、酒づくりに至るまで、自然や生態系によって醸された、「自然のめぐりが醸す酒」です。
新潟県上越市安塚の棚田で無農薬の米をつくってきたデザイン会社「U・STYLE」が、同じ上越市内の酒蔵「竹田酒造」と出会うことで酒づくりに辿りつき、実現しました。農薬・化学肥料不使用での酒米づくりや企画、デザインをU・STYLEが担い、生酛・蔵付酵母での醸造を竹田酒造が担いました。
里山の自然の力を引き出す酒米づくり
MANDOBAに使われている酒米は、新潟県上越市安塚の雪深い里山の山奥にある小さな天水田「万燈場(マンドバ)」で農薬や化学肥料を使わずに、土づくりや適切な圃場管理によって自然の力を引き出しながら栽培した酒米・五百万石。「万燈場」は山奥にある天水田であるため、米づくりに使われる水も里山に蓄えられ沁みだしてくる水のみです。
自然に寄り添い、自然の力を引き出すことによって稲が育つ水田のまわりには、それまで見られなかった多様な生き物や植物も年々見られるようになり、生態系も育まれています。
万燈場の由来:MANDOBAは、酒米・五百万石を栽培する田圃の名「万燈場(マンドバ)」に由来します。安塚・大原集落の山を、奥へ、奥へと登っていくと姿を現す、万燈場。棚田群の一番奥にある天水田です。康元元年(1256年)、峰向こうにある古刹・専敬寺の36世円道和尚が親鸞聖人の弟子となった事から浄土真宗に改宗し、それまで使っていた器物や経文を土中に埋蔵したことから「万燈場」と呼ばれるようになったと言われています。
生酛・酵母無添加自然のめぐりが醸す伝統的醸造方法への挑戦
MANDOBAの醸造は、上越市の蔵元で手作りにこだわり柔らか
な味わいの日本酒で定評のある竹田酒造店より日本酒古来の伝統的な醸造方法「生酛造り」。味や風味を左右する酵母も人が添加せず、酒蔵に住みついた酵母を呼び込む方法で10代目竹田春樹が挑戦しました。
・生酛造り/酵母無添加
・酒造好適米「五百万石」を100%使用(栽培期間中農薬・化学肥料不使用)
・酒蔵地下の湧水による仕込み
・純米酒/精米歩合70%
縄文の頃から人が暮らし、稲作を中心とした里山文化が根付く安塚。MANDOBAシリーズは、そんな安塚の里山にある季節ごとの営みを表現した5種類を、その季節に合わせてリリースします。
春|芽出 初夏|田休 夏|出穂 秋|刈上 冬|越冬
【MANDOBA 刈上(かりあげ)】
今も昔も、喜びとドキドキの稲刈り。1年の苦労が喜びにかわります。集落では刈上節句を行い神様に収穫を感謝します。
[特徴]
夏を越した2回火入れの落ち着いた秋の風味。お米のふくよかな香りをお楽しみ下さい。
MANDOBA(マンドバ)刈上(かりあげ)
- その他
- レビュー
- 規格 : 純米
- 製造元 : 竹田酒造店・上越市
- 原材料 : 五百万石(安塚産万燈場田)
- 精米歩合 : 70%
- 日本酒度 : -8
- 酸度 : 2.0
- アルコール度 : 16.8%