新潟県の酒蔵の中でもいち早く熟成酒に着目した先駆者である麒麟山酒造。その代名詞が「麒麟山 紅葉(もみじ)」。発売当初は吟醸酒を3年間寝かせ社名の由来でもある紅葉の名所「麒麟山」が紅葉で萌ゆる11月に出荷されるお酒はで、今では純米大吟醸を惜しげもなく熟成させます。
麒麟山酒造の吞み切りに招待された時は、年代別の紅葉を試飲した時は、通常の3年物がまだ若々しく感じるほど、年代物は馥郁とした旨味と長い余韻に溢れておりました。今回発売の「麒麟山 紅葉〈金〉」は20年超の物で名杜氏と謳われた「小越平之丞」の作をその次の杜氏「後藤武男」、現杜氏「長谷川良明」と3代で大切に見守ってきた唯一無二の1本です。