2014.05.14 超ビンテージ麒麟山紅葉1999

4月下旬に行った「麒麟山酒蔵探訪ツアー」の反省会を開催。元旅行会社に居た、後輩が行程・時間割・役割分担などを綿密に計画してくれたおかげですごくスムーズにそして苦手な部分を担ってくれたのでストレスもなく改めて大成功だったとお礼を言う。これからはある会のようにその場その場にならぬように参加者との意思疎通を図りファン拡大することを目指し、秋に第二回をやることを満場一致で採択。

その後、祝膳に私がとっておきのお酒を持参。それは「麒麟山 紅葉1999」の超ヴィンテージ。紅葉は3年熟成ですから製造は1996になる訳で一応18年古酒。紅葉を押し花にした栞がついていてあの頃から麒麟山酒造は粋な心遣いがありました。

さてそれではいざ御開帳、山吹色に色づいているかと思えば、差に非ず。ほぼ無色透明に皆驚く。香りはわずかに熟成香を感じますが嫌味もなく、それではまず一口18年の時を経たお酒はまろやかにそして穏やか。さらにしばらく置いて少し常温に戻すと、香りも馥郁たる様々な香り、角が全くない口当たり、余韻の深さ、さらに体内に入ると胃の粘膜に染みわたって体と一体化するような感覚で日本酒の奥深さはワインに劣りません。

まだ、在庫があるのでそのうちにお披露目する予定です。まだ熟成が若いですがヴィンテージ紅葉がありますので、良かったらお試し如何?