マランジュ ルージュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020
ドメーヌ・マトロはムルソーの名門と言われ。歴史は1914年、ジョセフ・マトロ氏が妻マーガレットの家が所有していたムルソーの畑でワイン造りをスタートさせたことに始まります。 それから2代目のピエール氏が少しずつ畑を買い足しワイナリーの設備を整備。そして1983年からは、彼の息子で3代目のティエリー氏が、ボーヌで醸造学を学びマコンなどで修業を積んだ後ワイナリーへ参加しました。
2008年になると、2人の愛娘であるアデル氏とエルサ氏がドメーヌをアシスト。2人はディジョンにてワインの栽培・醸造学科を卒業した後、2016年よりワイン造りを担い、新しい大黒柱としてドメーヌをリードしています。マトロのワインは、フランス国内のレストランからの評価が非常に高く。3つ星レストランのメゾン・ラムロワーズやトロワグロ、さらに5つ星ホテルであるリッツ・パリなどで採用されています。ほとんどのワインがフランスの老舗レストランや超有名レストランへ直行してしまうため、日本で入手できる量はごく僅かなのです。
このマランジュは、コート・ド・ボーヌ最南端に位置する村。比較的マイナーなアペラシオンですが、マトロはマランジュのポテンシャルに魅かれ畑を購入しました。凝縮感のある果実味に溢れたフルーティーなスタイルが魅力です。
外観は輝きのあるルビーレッドの色調。ラズベリーやレッドチェリーのアロマに赤バラやスミレのニュアンスが重なります。口に含むと、しなやかな酸と豊かな果実の風味の広がりが感じられ生き生きとした印象。細かなタンニンが滑らかなテクスチャーを形成しており、流れるような心地よい余韻へと繋がっていきます。凝縮した味わいと滑らかなテクスチャーが魅力の1本です。
商品番号:maranges-rouge-v・v
マランジュ ルージュ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2020
- その他
- レビュー
- 生産地域 : フランス/ブルゴーニュ地域/コート・ド・ボーヌ地区
- 格付け : A.Cマランジェ
- 精米歩合 : ドメーヌ・マトロ
- 色/タイプ/容量 : 赤/ミディアムボディ/750ml
- 葡萄品種 : ピノ・ノワール