フルーリー
本物のボジョレーワイン “クリュ・ボジョレー”
ボジョレーと言えば、日本ではボジョレー地区で造られる新酒、ボジョレー・ヌーヴォーが真っ先に連想されます。しかし、この地区はヌーヴォーだけを造っているわけではありません。自らの村名を名乗ることができるクリュ・デュ・ボジョレーという区画からは、非常に品質の高いワインが生み出されています。
最近ではイギリスのワイン誌『Decanter(デキャンタ)』において「復活に沸いている!」と取り上げられるなど、ボジョレー地区は今改めて注目されている産地なのです。
ボジョレー地区は、南北に細長いワイン産地ブルゴーニュ地方の南部に位置しており、ブルゴーニュの都市マコンの南からリヨンの北までの約55kmにわたって続く産地。生産量の大半はガメイから造られる赤ワインです。
夏は暑く冬は寒い半大陸性気候で、ブルゴーニュ北部のシャブリ地区やコート・ドールよりも温暖です。また、ブルゴーニュ北部が概ね粘土石灰質の土壌であるのに対して、南部のボジョレー地区は花崗岩土壌となっています。マコンのすぐ南から始まるボジョレー地区の北部は、花崗岩を基盤とした丘陵地帯で、この痩せた土壌が樹勢の強いガメイに適応しています。
ボジョレー地区北部には自らの村名を名乗る10のA.O.C(①サンタムール②ジュリエナス③シェナス④ムーラン・ア・ヴァン⑤フルーリー⑥シルーブル⑦モルゴン⑧レニエ⑨ブルイィ⑩コート・ド・ブルイイ)が続き、クリュ・デュ・ボジョレーと総称され、熟成にも耐えうる複雑な味わいのワインが生まれています。
その味わいはピノ・ノワール顔負けの複雑な香りと力強い味わいをもつワインになります。一度、ヌーヴォーと比較してお飲みいただければそのポテンシャルの高さに驚き、ボジョレーは早飲みワインだけじゃないことを認識いただける事と思います。
ここにご紹介するクリュ・ボジョレーはクリュ ボージョレの中でも最も女性的とされるのが「フルーリー」です。畑の土壌は花崗岩、葡萄の樹齢は約50年、栽植密度は10 ,000本/haです。手摘みで収穫した葡萄は100%除梗し、ステンレスタンクで発酵させます。熟成はコンクリートタンクで行います。スミレやバラを思わせるフローラルなアロマにカシスを思わせる果実の豊かなアロマがあります。ヴェルヴェットのようにしなやかでエレガントな口当たりです。
※実店舗との並売をしております、ご注文確定後でもHP更新遅れ等で在庫切れが生じる場合があります。その時はご連絡し急ぎ仕入先に発注しますが、数量限定で品切れもありますのでご了承下さい。
フルーリー
- その他
- レビュー
- 生産地域 : フランス/ボジョレー地方
- 格付け : A.Cフルーリー
- 生産者 : オリヴィエ デパルドン
- 色/タイプ/容量 : 赤/ミディアムボディ/750ml
- 葡萄品種 : ガメイ100%