2015.10.03 奇跡でなく必然 、対サモア

ラグビーW杯、日本の第3戦対サモア。大会が始まる前から、この試合が一番重要とみられていたが、南ア戦奇跡の勝利を得て違った意味でも重要な試合。ラグビー狂親父から見ても、サモアは苦手なチーム。ほぼ全員ががっちりした体格に俊敏さとスピードを持ち自由奔放などこからでも攻めるパスラグビーをするので戦略を立てるのが難しい。大方の予想はやはりサモア有利。しかし、80分後にはそれが杞憂に終わる。サモアに対してこれ程にも完勝したのは初めて見ました。南ア戦同様、全員がひたむきにタックルの嵐、そして焦らずじっくりとした攻撃でシステムがないサモアがジリジリして反則を重ね、日本の武器五郎丸のキックで点差を広げ前半20-0という予想だにしなかったスコア。でもサモアの爆発力を考えるとまだ全然セーフティーリードでなく後半への不安がよぎる。しかし、この日の日本は最高のモチベーションで後半も戦い、まさに「規律」「我慢」「アグレッシブ」を見事に貫きました。後半残り5分になりようやく勝利を確信。試合終了のホイッスルが鳴ると夜中の1時、ラグビー狂親父はテレビの前でスタンディングオベーション。南ア戦勝利は奇跡でなく確実に地力が上がっていることを証明してくれました。エディーさんありがとう、頼むから2019年日本開催まで指揮して下さい。